バーチャルキャスト配信の音声設定(N-airも)
バーチャルキャストは音声が難しい。
この前の配信のとき、
音声関係が上手くいかなかったので、戒めも込めてちゃんと勉強しました。
そもそも、音声系統には2つのパターンがある。
①スピーカー:ディスプレイ(PC)の音
②マイク :外部から取り入れる音声(アナログな音声)
目指すゴールはこんな感じ。
<スピーカー>
これはディスプレイに再現されている音声を、配信させる。
たとえば、ゲーム画面の音声を配信させる。ということである。
「PC ⇒ VIVE ⇒ 配信ソフト」と接続させていく。
前回は、「VIVE ⇒ 配信ソフト」への設定ができておらず、不具合の原因だった。
<マイク>
マイクの方は、アナログなラインである。
ここはVIVEで設定しないと、配信者の声が遠くなってしまう。
この設定ができれば、おおかたうまくいく。
<実際の音声系統ライン>
次の配信の時に実装したいのは、これがゴールである。
ニコニコ公式の配信ソフト、N-Airがスピーカー2本、マイクは3本も入るようになったので、いろんなことができるようになった。有料のXsplitにも無い特徴である。
▼設定画面。スピーカーとマイクが多く入る。
デスクトップに何かしらの音を再現できればあとはなんでもできそう。
バーチャルキャスト、27時間リレー放送。
youtubeの広告の効果
youtubeの動画は、恐ろしく回らない。心が折れるほど回らない。
これはしょうがない。
毎日何億という再生回数がある中で、1回でも再生される方が、逆に奇跡だ。
というわけで、どうするかといえば、「広告を打つ」という方法である。
クリエーターツールで「宣伝する」ということが選択できる。
もろもろ設定が終われば、(クレジットカードが必要だ。)
「Google広告」というシステムを立ち上げると、様々なデータが見られる。
今回は、1000円を投下し、広告を回してみる。
赤線は、動画が視聴された回数、
青線が、広告(オススメ動画)で表示された回数である。
まず、広告を投下するとギュンッと視聴された回数が上がる。
その後、より視聴させようと、広告表示が増える。
(キャンペーン途中には、広告最適化の名目で、増額を要求してくる。悪魔のようなシステムがスゴイ、笑ってしまうほどセコい。)
結果、約1000円投下したものは約500回再生された。
そこそこ効果が出るのがGoogleの広告である。
ニコニコ動画 VS youtube
動画を更新していくにあたって、どんなメディアを使って行くのがいいのか。
●テーマ
動画を更新していくにはどこがいいのか調べてみる。
●目的
それぞれ同じ動画を1週間アップし、回り方の傾向を見る。
●実験
スプラトゥーンのオクトエキスパンションを、1週間毎日アップロードしつづけた。また初回の動画はそれぞれ1000円分の広告をつけ、次の動画への流入も調べた。
●結果
興味深い結果になった。広告を打った時、youtubeは再生数が跳ね上がるのに対して、ニコニコ動画はそこまで再生数があがらない。しかしながら、次の動画への誘導は、youtubeが皆無なのに対して、ニコニコ動画の方は、しっかりと行われる。
まとめると、
☆youtube→広告は効果があるが、次の動画へは、本当に誘導されない。
☆ニコニコ動画→絶対数は多くないが、ちゃんと見てくれるファンはつく。
ファンをつけたかったら、ニコニコ動画の方がいいという結論が出た。この背景には、巨大化しすぎたyoutubeというのがあるだろう。99%の動画は全く見向きもされず、一部の動画だけピックアップされてしまうのである。
バーチャルキャストのすごかったところ3点
バーチャルキャストは、使ってみたら思ったよりすごかった。
①匿名性が保証される。
Youtuberになるにあたって、最大の壁は「顔出し」である。
多くの動画クリエーターは、
「動画は作りたいが、首を世間様に差し出すほど、自己顕示欲はない」
というジレンマを抱えている。
これがVtuberになることで、解決する点は大きい。
②バーチャルスタジオ
仮想空間を城として、配信できる。というのはすごいことである。
つまりは世界のどこからでもその空間にアクセスできる。(凸機能)
放送局並みのスタジオ配信が手軽にできてしまうのが恐ろしい。
③双方向性
ニコニコは、コンテンツを共有・共感できるという点で素晴らしい。
(長年廃れずに残っているのはこういう点が一番大きい)
バーチャルキャストもコメントが落下してくるので、双方向性が保たれている。
あらすじ1~なぜ自分がネットの動画を制作するようになったのか~
「見てもらえるネットの動画コンテンツを制作せよ!」
さて、本日はこのブログの前段です。
なぜ、恥ずかしくもガツガツと動画制作をしているか。ということですね。
もともと会社はテレビの映像関係に勤めています。
だけれども、インターネットの動画には触っていませんでした。
会社の偉い人が、「これからはネットや!そこに進出するで!!」
ということに会社でなったんです。(笑っちゃいますけど、面白そうですね。)
ネットの世界で、テレビマンは
ちゃんと楽しませられるコンテンツをヒットさせられるのかい??
という話があるわけです。メディア特性が違う以上、戦い方がかなり違う。
会社では、いままでやったことないチームが、
あーでもないこーでもない会議しながらやるわけです。
いや、違う。
これは「やってみた方が早い」。
なんなら「やって失敗してみた方が早い」わけです。
(人生においてフットワーク軽いのが最も大事です。)
かくして動画を作ることを始めていくのです。
バーチャルキャストを始めるためにそろえた4つのもの
4月13日、バーチャルキャストが発表される。
バーチャルキャストとは、仮想の空間を作り、
モーションキャプチャ―でキャラクターを動かし配信ができる。
Youtubeを始めるにあたって、
顔出しのハードルがないのはとても大きなことだった。
というわけで、バーチャルキャストに始めるにあたっていろいろ機材をそろえた。
どれくらいのものを買えばいいのかということでいくつか紹介する。
①VIVE
「バイブ」と読む。開き直って発音しよう。
頭にかぶり、モーションキャプチャーをするためのVR機器。
秋葉原のドスパラ(上海問屋)で購入ざっと6万5,000円くらい。
加えて、判別するカメラを取り付ける三脚棒も購入した。1万円くらい。
②ハイスペックパソコン
パソコンは秋葉原のツクモ電気で購入。VR推奨をしっかり買うのが吉、動画編集もしたいのでしっかりとしたものを。あと持ち運ぶ可能性もあるので、ノートPCにした。
値段はざっくり19万円くらい。
型番:N1585J710T/SP4
種別:VR推奨モデル・ノートPC
CPU:COREi7(クアッドコア)
メモリ:16GB
OS:Windows10
③PC冷却ファン
ノートなので排熱も不安だったので、これは大型のものをしっかりとそろえた。これ5,000円。
④キャプチャーボード(GC550)
ゲーム配信で欠かせないキャプチャーボード。これはケチらず良いのをかった。つまりPCで計算させて遅延をなくすもの。これでスプラトゥーンが配信可能に。
これが値段としては2万5,000円くらい
とりあえず、これだけは揃えてみた。
トータル30万円くらいはかかった。でもまぁGWに旅行に行ったと思えば、安かったかな。